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TTTの感想(ネタバレ含)

舞台『戸惑いの惑星』のレポではない、感想です。レポじゃなくて、見た方に「私はこう思ったよ」っていう内容ですので見てない方には謎な内容です。

多分他の人の考察みてしまうとフラフラと流されてしまうので、まずはなにも見ずに、自分なりの解釈を記してみようと思います。記憶がだんだん薄れてきてしまってるうえ、もしかしたら都合の良いように捏造さえしてるかもしれない笑

あくまでも私の勝手な解釈なのでご了承ください。

あと説明したり、文章書くのがヘタなもので…すいません!加筆修正したりして読みやすい様に直してます。 読んでるうちにイライラが頂点に達したらそっとウインドウを閉じて録画した『The Covers』を見て気分を落ち着けて下さい。

まず冒頭の3人の "最近戸惑ったこと" のトーク。あれがこのストーリーを理解する鍵になっていて、あのトークを踏まえて後々の物語を考えてみたら、割と自分の中で消化できて話がまとまったところがあった。

まずイノッチの自分が誰だかわからなくなる=人格喪失の話。これって多分みんな一度は考えたことのある、"アイデンティティ"についての自問自答ってことだよね? 自分ってどういう人なんだろうっていうこと。多分みんな普段の社会生活で少なからず仮面(ティア!)をつけて生きていて、周りからキャラ付けされていると思うんだけど、芸能人は一般人より遥かにそれが強い。パブリックイメージと本当の自分とのギャップに心が押しつぶされてしまう人もいるくらい (急に出家される人もいるくらい) 結構な重圧なんだろうな。本当のイノッチなんて私たちには知る由もないし、私たちが普段見ているのは、井ノ原快彦さん演じる芸能人・井ノ原快彦さんで。井ノ原快彦さんはずっと井ノ原快彦さんを演じてると、じゃあ本当の井ノ原快彦ってどれなんだ?ってなることだってあったんじゃないだろうか。あと手紙代筆業ってのも、つまり俳優業や司会業をさすんだろうなぁと思った。あんまり役が憑依するタイプのイメージはないけど(むしろオカダとか剛くんとかのがそっちのイメージ)、自分が曖昧な時に別の人格を演じたり深く考えたりする事になったら、影響されすぎて侵食されてしまいそうな感覚になりそう。パンフのインタビューに書いてあった"ゲストのことを考えてると自分よりゲストが主役になる瞬間がある"ってそーゆーことだよね⁉︎ 芸能生活2、30年近くやってる人たちだから、「今それ思う?もう悟り開いてんじゃないの?」とも考えたけど、もしかしたら何年たってもそれとの葛藤なのかもしれない。自由に生きてるはずの私たちだって何年経っても本当の自分なんかわからなくない?もしかしたら長野くんだってもはやグルメキャラしんどくなってるかもしれなくない?(…ないな)

あの裸のポスターも「なんで裸?笑 裸一貫出直しってこと?笑」って思ってたけど、あれはどの人格でもないってことなのかなと思った。衣装によってどの人格なのか表してる訳だから、あの真っ暗な中にいる裸の3人は、どの世界の3人なのかハッキリさせてないことなのかなと思った。この舞台『戸惑いの惑星』の主人公は誰なのか、この戸惑いは誰が感じた戸惑いなのか曖昧にしておく為に、要は"中身"だけにしておいたのかなと思ったり…。

あとあの役にイノッチだったのは本当にハマってたと思う。イノッチって笑ってる顔はすごくハッピーなんだけど、無表情で顔の筋肉全然使ってない時って、すごく"無"って感じがする。からっぽの感じ。それがすごく人格喪失した感が出ていてすごく良かった。これ褒めてるからね!!笑

あと長野くんが言っていた宇宙の話、この話がこの舞台のタイムラインの説明になるんじゃないかな?最初パラレルワールドの話なのかな?と思ってたけど (仁-JIN-思い出したよねw) 宇宙の話の中で『インターステラー』の名前がでてきていたし、以前雑誌のインタビューで長野くんが『インターステラー』をおすすめ映画であげてたから、あらすじを調べてみたらこっちか!ってなった。『インターステラー』を踏まえて考えてみると、きっと宇宙の限界の向こうには、もう一つの宇宙があって同じ様に惑星があって自分に似た誰かが暮らしているってことなのかと。いわば集合住宅みたいなもん…?あ!団地か⁉︎ A棟には坂本さんと長野さんと井ノ原さんが住んでて、B棟には三池さんと由利さんと長谷川さんが住んでるみたいな⁉︎(例えヘタか) "どこかの惑星と自分がつながってる"ってことや"無意識の集合体"っていうのは、その二つの世界が自分が意識してないようなもっと深いところで実はつながっているってことで、今回の話はその二つの世界をいったりきたりしてたってことなのかなと思った。Club 33やバーにあったあの扉は『インターステラー』で言う所の"ワームホール"ってことだよね?つまりあの扉が二つの世界をつなぐものだったのかと。普段生活している時には"あちら側の世界"は意識しないから現れないけど、何かの拍子で二つの世界のチャンネルが合って、曖昧な世界に放り出されちゃった的な… あれ、なんか私、関みたいなこと言い出してるな? 信じるか信じないかは…

ちなみにバーから出られなくなった2人が、ここから出られると強く意識しよう!って言ったくだりはまさに同じクリストファー・ノーラン監督の『インセプション』じゃない?『インターステラー』見たらまたちょっと見方が変わるかもな〜。『インターステラー』見たことある人はピンときたりしたのだろうか…?

あと占いの話。三池が描く似顔絵は、その人の先を描いていたわけだけど、あれって占い師と同じだよねぇ。三池にはその人の先の人生が見えちゃってる訳で。見たくないなぁと思ったって三池や占い師にはその先の運命が見えちゃってるんだもの。

Club33やバーにあったあの扉から外に出たくても出られなくて、なんならはせっちまで入って来ちゃったのは、結局逃げたいと思っても運命は決まってるってことなのかなと思った。YUKIちゃんだって"運命は必然じゃなく偶然でできてる"から、"必然という偶然でできてる"って歌い直してるしな!笑 (YUKI/JOYより)

年をとればとるほど、偶然だと思ってた事が実はあとからあれは運命だったな〜気づく事、ない?あの日、あの時、あの場所で、ああしてなかったら、今の自分はないわけで。

そう、だからあの方がクリスマスに再会したのも、あの方が週末古民家暮らししたのも、全部、必然だったつーことなんだよ!!!

最後、三池がはせっちに似顔絵を描いてあげたけど、あの似顔絵がどんな似顔絵かは見えなかった。似顔絵を見たはせっちの表情は、私にはあきらめたように見えた。私はきっとそのうちはせっちの人格はなくなってしまう結末なんだと思った。でも悪い意味のあきらめではなくて。ちょっとホッとしたような感じもした。それからDahliaの歌詞を読んでみたけど "なくしたものは見つからないからあきらめよう" 的な歌詞から始まってる。あきらめて「ま、いっか!」って思うとラクになったりするような…そんな心境にも思えた。そしてサビで "それでも君がいる"。きっと自分では自分がわからなくなるけど、あなたははせっちだよって認めてくれる人がいれば大丈夫だって結末なのかなと思えた。結局それってトニの3人の、もっと大きく言えば人と人との関係性なんじゃないかな。自分は何者なのか、どんな人間なのか、なにが出来るのか、わからなくなることもあるけど、誰かが認めててくれれば、大丈夫だって言ってくれれば、それでいいのかなっていう。

実はDahliaしかお芝居と曲のつながりは覚えてないけど笑 ストーリーの答えとなる部分を曲に委ねる事によって見る人の感じ方におまかせしているのかなって気もした。お芝居で具体的な答えを提示するより、曲に乗せたほうが色んな感じ方が出来そう。

最初にイントロダクション読んだ時に、あーハイハイ、人生振り返っちゃう系?ノスタルジー感じちゃう系ですか?と思ってたけど、全然そんなもんじゃなかった。もっと自我とか宇宙とか運命とか壮大なものをテーマにしたむしろSF感さえした。

ストーリー自体は時系列や現実と虚構が入り混じって複雑に見えるかもしれないけど、ベースはきっと3人が普段、すっごく漠然と、答えはでないけどなんとなく最近こう感じてるってものがまとまって出来上がったのがこの舞台なのかなと思った。インタビューでもそんな感じのこと言ってたよね⁉︎ 3人が各々感じていることを、うまい具合に束ねて一つのストーリーにして二時間に収めるってG2さん相当すごくない…⁉︎ ライフワークにしたいって言ってたけど、こんなうまくピタッとまとめるの、再び出来るんだろうか…笑 自担の考えてる事がベースとなっている舞台をみられるなんて… ファンにとってこんなに贅沢でありがたいことってある⁉︎ 本当に素晴らしい舞台だった…。変な話、この先ヲタ辞めしたとしてもこの舞台は見たいかもしれない笑

多分色々とこじつけまくってると思うし、曲とかの意味をもっと深く考えたら違う感想が出てくるんだろうな。私は一回しか見られないので、自分勝手に補完してるところもだいぶ多いと思われます。二回、三回目はまた違う印象なんだろうな。

きっと伏線や小ネタ、結構仕込んであると思うんだけど… 私が気になってるのは、三池はミケランジェロ、由利はユリゲラーをもじってたけど、長谷川はなにから来たんだろう?華麗なるギャッツビーの何かにかけたのかと思ったけど…わからない…

まだまだ謎なところがありまくるので、これからみなさんの深い考察で答え合わせしながら更にああだこうだ考えたいと思います。

ちょっと誰か磯丸で集合しよ?

以上です。

最後まで読んで頂きましてありがとうございました!